Unknown Tree

From Vancouver


レズビアンの私がバンクーバーにきてビックリしたこと。

tag LGBT, Life

バンクーバーは人種はもちろん、それぞれの性のあり方についても「そーなんだー」とあっさりと受け入れてくれる多様性のあふれる街です。今回はここ、バンクーバーに来てビックリしたLGBTへの認識の違いについて書いていきますね。※少し過激な内容があるのでご注意ください。

この記事内では「ゲイ=すべてのセクシャルマイノリティおよびLGBT」という括りで書いていきます。また、異性愛者、いわゆるノンケのことはストレートと表記しておりますことをご了承ください。

Do you have a boyfriend or “GIRLFRIEND?”

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さぁ、日本で生活していればまず絶対に聞かれることはない質問ですね。バンクーバーにきてからの最初の1ヶ月はホームステイをして暮らしていたのですが、その時にホストマザーに聞かれたフレーズがこれ。「Do you have a boyfriend or GIRLFRIEND?(彼氏か彼女はいるの?)」。はじめは「いやいや、そんな。だって私、自分がレズビアンだって言ってないよね?あれ?え?…え?」と、まだ英語になれていないんだと自分の耳を疑ったのですが、私が今いるところを思い出して気付きました。ああ…なるほど。これがカナダ、バンクーバーなのか…! と。そして、学校のクラスメートからは最初のホームステイ先で ああ、うちの息子はゲイなのよ〜。とサラッと紹介されたという…。日本と違ってごくごく自然にゲイが受け入れられてる感、ありますね。

フリーペーパーの大人向けの広告にゲイ向けの記事が。

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日本だとゲイ向けの大人な広告って少ないうえに、なんかこう、どうしても同性愛は同性愛の場所に!ってくくりから抜け出せないところがあるんですよね。雑誌なんかの大人な広告は完全にストレートの男性向けですし、ではゲイ向けの大人な広告ってどこにあるかといえば、本当に大人向けのゲイ雑誌か、インターネット上でしか見かけないですね。しかし、バンクーバーで発行されている「straight」というフリーペーパー雑誌の大人向けのページを見てみると、ストレート向けのものに混ざってすごく自然にゲイ向けのも載っている…。しかもGayPersonalsやTransGenderって項目がある!これを見つけた時は驚きと同時に感動しました。

I saw you!

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同じフリーペーパー雑誌の「straight」からなのですが、この雑誌のコーナーに「I saw you!」というものがあります。これはなにかって言うと、「街中ですれ違ったあの人、声をかけようとしたけど出来なかった…。ああ、もう一度会いたい!」という思いを投稿するコーナーです。例えばこんな感じで。

街中でカクカクシカジカな格好をしたチョーカッコいいあなたを見たんだけど、声をかけられなかったんだよね…。またあなたと会いたいな!また何日何時にこういう服をきていくから、もしあなたにその気があったら声をかけてくれると嬉しいな。

これの何がすごいのかって言うと、女性→女性、男性→男性の投稿があるところですね。そして内容は「あなたったら本当に素敵な人だったわ!また会いたい!!」とか「この前カフェでハンサムな君を見たんだ。次の土曜日、同じカフェで会えないかな?」といったロマンチックなものがたくさん。ちなみにこの「I saw you!」というコーナーですが、Webサイト版もあるので気になる方はご覧ください。もしかしたら恋愛に使えるフレーズが勉強できるかもしれませんね…!

性別関係なく、“人”として相手を尊重する社会

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っても、カナダ・バンクーバーのゲイへ対する心の広さを色々な面から見たうえで、カナダ国籍の友人にサラッとカミングアウトしてみました。といったものの、カミングアウトしたというよりかは私がフェイスブック上で「誰かレズビアンが集まるバーとか知らない?」と投稿したところ「ANNAは女性が好きなのかい?」、とメッセージが来たので「そうだよ★」って答えただけだったというオチです。笑 そして、それで話は終わるかと思ったら「仕事先にレズビアンの知り合いがいるから、どこかいいところがないか聞いておくよ」と、カナダのLGBT情報サイト QMUNITYや、Meetupグループの情報を教えてくれました。しかしそれは私がレズビアンだからとかではなくて、純粋に 性別関係なく個人として人を尊重しているからなんだということが嬉しかったですね。いつかこの恩は返したいです。

まとめ

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以上の話からカナダ・バンクーバーの人々がいかに多様的で、人に対して真摯な気持ちを持っているかというのが現れていますね。実際にバンクーバーでは道に迷っている時に見知らぬ人が助けてくれたり、お店の人がコーヒーをくれたり、怖そうなお兄さんが落し物を拾って追いかけて届けてくれたりと、優しい人が多い印象です。そして最後にひとつ、カナダであったいい話電車内で暴れる男性に、手を差し伸べたおばあさん…その真意に心うたれる | grapeを紹介して締めくくらせていただきます。ちなみに英語版はこちらです。When Train Riders Moved Away From Passenger, This Woman Held His Hand | HuffingtonPost

以上、レズビアンからみたバンクーバーでビックリしたことでした!

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